2009年3月28日土曜日

精神障害者の地域生活と社会参加を実現する新しい支援の仕方~IPS支援者養成研修~

平成21年3月28日 10:00~16:00
品川イーストワンタワー 21階 中会議室

■日本のACTのこれからについて
■リカバリー体験者、IPS支援利用者より 
■IPS概論
■動機づけ面接法のエッセンス
■やりたいことと長所の引き出し方
■目標と計画シート
■私らしさの保ち方
■IPSの職場開拓
■医療と統合された支援


【謝辞】
この研修は、多くの方々に多大なご支援を賜り開催することができました。今回のこの研修およびテキスト自体に、ネットワークによる仕事の創出、働く機会の提供などIPSの発想を数多く盛り込みました。テキスト作成にあたり利用者の声やデザイン、英語への翻訳等をしていただいた皆様、研修当日に会場設営・受付などを手伝ってくださったスタッフの皆様、講師の先生方、日頃より私たちの活動にご支援・ご理解をいただいている関係者の皆様、私たちにこのような機会を与えて下さいましたNPO法人地域精神保健福祉機構・コンボに心よりお礼申し上げます。

【テキスト編集後記より】
私たちは、ご本人たちのリカバリーに驚かされ、信じ切れていなかった自分を恥ずかしく思い、時には感動して涙を流しながら、たくさんのことを教えていただいています。
それゆえに、サービスを受ける本人たちの声に耳を澄ませることを一番大切にしています(このこと自体を当事者たちが教えてくれました)が、その表現としてテキストには利用者の声を数多く掲載しました。ACT・IPS支援を組織内で取り入れるためにはこれらのことが大きなヒントになると信じています。
支援の方法と理念は時代とともに変化していきます。この研修は、現段階での日本の現状の中で、ACTやIPS支援を行う人が手掛かりを得られることを期待して開催しました。今回の研修に参加して、精神障がい者の地域生活と社会参加を実現する支援を実践する人が一人でも多くなることにより、自らのリカバリーを信じ、実現できる精神障がい者が増えることを期待してやみません。                  (編集者より)