2010年9月23日木曜日

働くこととリカバリー IPSハンドブック 精神疾患があっても「働きたい!」「社会で役割を持ちたい!」

『 働くこととリカバリー IPSハンドブック 』
Individual Placement and Support Hand Book

編著: 中原さとみ、飯野雄治

価格: 2,310円

(内容)
 
精神疾患があっても「働きたい!」「社会で役割を持ちたい!」
 
自分の一番のサポーターは自分だ!
 
IPS=本人の長所や興味に応じて職探し・継続的なサポートを超職種チームで行う就労支援モデルの基本と実践を紹介する、支援者にも役立つIPS初のハンドブック。

(目次)

第1部 働くこととリカバリー
1.働いてリカバリーしよう
2.リカバリーとは
3.働くための支援とプログラム
4.自分のことをシートにまとめ医師に伝えてみよう
5.私らしさを保つために
6.私の目標と計画を書いてみよう

第2部 IPSを理解するために 
1.IPS概論と実践概要
2.アセスメントとストレングス
3.リカバリーとストレングス
4.リカバリーを支える
5.支援者のための「私の目標と計画」解説
6.医療保健サービスとの統合 

第3部 社会とのパイプ役
1.地域開拓のWin-Win関係
2.IPSの職場開拓
3.雇用ノウハウと合理的配慮

第4部 補論・資料
補論 リカバリーを定義することについて
資料 1 「リカバリーの学校」の資料から
資料 2 手記「精神障害者でも働ける」

皆さんこんにちは。リカバリーキャラバン隊の中村と申します。この本は4部構成になっています。第1部は「働くこととリカバリー」です。ここでは精神疾患がありながら、働いてリカバリーして、充実した生活を送っている方達の話しから始まっています。第2部は「IPSを理解するために」です。ここでは支援者向けですが、本人もぜひ読んだほうが良いでしょう。IPSのことが書かれています。第3部は「社会とのパイプ役」です。ここも支援者向けですが、本人もぜひ読んだほうが良いでしょう。支援者を選ぶときの参考になり、IPSの担当者のことが書かれています。第4部は「補論・資料」です。ここでは疾患の有無は関係ありません。もっと働くこととリカバリーの関係について、知りたくなった方の参考になっています。リカバリーの定義も書かれています。また当事者の手記「精神障害者でも働ける」も掲載されていて、参考になると思います。全般を通して関係者はもちろんのこと、当事者でも良く理解できる本だと思います。
リカバリーキャラバン隊サバイバー 中村 孝

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P.6000

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