2009年11月20日金曜日

第7回IPS-Tokyo勉強会 就労に役立つ身近な道具

日本財団助成事業
第7回IPS‐Tokyo 勉強会
就労に役立つ身近な道具

IPSは、Individual Placement and Support(「一人ひとりを社会的役割の中で支援する」)という科学的根拠に基づいたプログラムの略語。支援者が「今の生活以上のことはできない」と感じがちな精神障害者であっても、社会に出ることにより期待された以上の大きな自立機能を発揮する可能性があることを示してきました。IPS-Tokyoは、情報発信により精神障がい者の社会参加と就労・リカバリーに寄与することを目的としています。

今回は、東京大学先端科学技術研究センターの近藤武夫先生をお呼びして、就労や社会参加の可能性を広げる環境の工夫(特に身近な道具の活用)について、ご紹介いただきます。さらに、道具の活用とエンパワメントやリカバリーがどのように関係しているかについて、考えたいと思います。
統合失調症の認知機能障害を補う合理的配慮の発想とヒントを学びましょう。

○日時平成21年12月11日 金曜日 19:00~20:40 (18:30受付開始)

○場所調布市市民プラザあくろす3Fあくろすホール(京王線国領駅前)
http://www.chofu-across.jp/goannai_tizu_frame.html

○内容
18:30~受付開始
19:00~                                                            ◆ 就労に役立つ身近な道具 
近藤武夫先生東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学(バリアフリー系)特任助教
◆ 道具があったら働けた(10分)  当事者
◆ 道具の工夫とリカバリー~臨床の現場から~(10分) IPS-Tokyo
◆ 質疑応答(15分)20:40 終了・懇親会

○申し込み下記へ参加の旨をお伝えください。
IPS-Tokyo  事務局 中原・飯野
ipstokyo@yahoo.co.jp

主催:IPS-Tokyo この勉強会は競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。

















私も小さな頃LD児新聞を親で読んで言われた事がありましたが、授業についていけない理由がしっかり自分自身でわかっていたので、先生方からも特別学級へ行きなさい半分あきらめたような言葉も投げ掛けられましたが、黒板が見えなくてノートを写せないのが問題であれば毎日貸してくれる友達を、高校「夜学」に入った時に見つけただけで問題解決となり、夜学から医療事務の専門学校に進学してもそれは変わらず、授業が高校時代よりも複雑だったため複雑で友達にノートを写させてもらっただけではダメと思う時にはよく、授業を録音しテープ起こしをしたものでした。他に対処法としてはプリントを拡大コピーをして、自分が使いやすくしたりとハンディキャップをかかえているぶん小さな頃から自分のどこが問題なのかという事は常に考えており、それに対する対処法や工夫はすぐに思いつく方でした。結局障害者手帳は主治医の先生の指示により、取得しましたが健常者の人よりは何をやるのにも時間はかかったかもしれませんが、友達などにサポートしてもらった結果それが全部問題解決につながり、何事もなく卒業できた事を嬉しく思い今の自信につながっています。今もうつ病による認知機能低下に悩んでいますが、それに対する対処法も見つけにくい中なんとか見つけて上手くやり過ごしています。なまけもののなまちゃんでした。

ニートや少年院の中にも障害者がいるようで子どもの頃から追いつめられた環境が影響しているとお聞きしました。書字障害ある、ある子は「ホームレス」になるしかないと諦めていました。日本では開かれていないのです。そこである特定の部分困難がある発達障害者の制度を日本と米国を比べた話しに耳を傾けると、日本は領土も狭けりゃ心も狭いと不甲斐無さというか、日本の高校から障害者支援ある米国へ音訳や入力装置のメモが利用できると受験に配慮があります。日本も早く障害者に生きよい暮らしが見た目や偏見ない社会で当たり前になるのを願っています。 道具は「楽と安心」の効率を上げる障害者には欠かせないツールで、一方でこれがないと人生を左右するとても危険な道具さえ感じました。道具に恵まれるのでなく道具を開発するのは障害者には食物を摂取するのと同じです。それだけ道具は僕らを求めています。
ペンネーム P.6000

皆さんこんにちは。私は統合失調症の中村と申します。病気のことをオープンで働いています。この度精神障害者の方が入社しました。仕事は私が主に指示しています。精神障害者は動作が遅いという面がありますが、薬を服用しているので、対処法として社員全員が理解してあげなければなりません。覚えるのが苦手という面もありますが、対処法として本人がわかるまで何回でも聞いて良い、という指示を出しています。疲れやすいという面もありますが、対処法として休憩を多くとってもらうという方法をとっています。また睡眠薬を服用している方で午前中は眠い方は、午後から仕事をしてもらうという方法があるかと思います。集中力が無くなるという面や仕事がおっくうになる場合には、よく声をかけて気分転換させて励ますことも必要です。いずれにしても精神障害者が働く場合には、薬の副作用でいろいろな症状が出てしまうので、主治医とよく相談し薬を減らすことが先決かと思います。このように合理的に配慮すれば症状が改善されて、生活のリズムがとれるので、だんだんと仕事ができるようになります。
中村 孝

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